製作開始!(`・ω・´)
まずは下地作りということで、基本の合わせ目消しから入ります。
ところで、合わせ目消しには大きく分けて二つの方法があります。
?合わせ目に溶剤系接着剤を厚く塗り、圧着すると溶けた母材がはみ出るので、それで合わせ目を消す。
?普通に組み立て、合わせ目に瞬着やパテを塗って埋める。
今回は以下の理由(メリット)により?の方法を採用しました。
理由?パテを使うと再塗装が必要になる(溶剤を使う方法は母材と同じ色になるので塗装は不要)
理由?瞬着を使うと関節ごと固めてしまうおそれがある。
戦闘機モデルなんかだと寸法精度が狂うという理由から溶剤を使う方法は敬遠されることが多いようです。
閑話休題。
合わせ目消しも最低限にとどめます。そんなわけで腕・脚(ドロワーズは除く)・トンカチの柄・機関銃を処理しました。
一日置いて接着剤が乾いたら、はみ出た部分を削ってスポンジヤスリ(#400)で整えます。
その後、全てのパーツを中性洗剤で洗い、削りカスや油分を落とします。
つや消しクリアを吹きます。頭のリボンアンテナ(?)は塗りません。たぶん実物があればプラスチックか金属なので、そのままの質感を生かします。
塗装はエアブラシの準備が面倒なので余っていた缶スプレーでw
・・・古いせいか残りが少なかったせいか、めっちゃダマになるんですけど(´・ω・`)
久しぶりのスプレー塗装だと感覚が掴みづらいですね。エアブラシの方が簡単というのがよく解る。
まあ何とか塗り切りましたが。
で、ここでひと手間かけてみる。
髪が単色でのっぺりした印象なので、少し陰影をつけることにします。使用するのは百均のパステル(12色)
「ペールオレンジ」と「ピンク」のパステルをサンドペーパの切れ端ですりおろして混ぜ、髪パーツ先端の凹みに擦り付けていきます。
余分は平筆で伸ばしつつ粉を払うようにすると・・・

いい感じになりました(* ´▽`) 右がひと手間かけた方です。
陰影がついただけでなく、髪全体が桜色になった感じ。
調子に乗って、同じ要領で白のパステルを使ったハイライト(いわゆる「天使の輪」)も入れてみましたが、こちらはいまいち効果が出なかった(´・ω・`)
パステルの定着と仕上げにもう一度つや消しクリアを吹き、乾いたら組み立てます。

・・・?

抜刀! まさかいたの?(((゜Д゜;)))
ちなみにこの刀、「十六夜」ではありません(重装備Ver.には日本刀が付属しない)。
1/144 HG ガンダムアストレイレッドフレームの「菊一文字(ガーベラストレート)」です。たまたま手元にジャンクとしてあったので持たせてみたところ、この似合いよう。
鞘もあるのでアクションにも使えそうです。
そんなわけで、ひとまず本体の完成となりました。
特に大掛かりな道具も使わず、比較的簡単な工作で、手間以上のイメージアップ効果があったんじゃないかと思います。
☆今後の小改修予定
・細部(USBポート、ピンプラグ)の塗装
・目に光沢クリアをのせる
・武器はエアブラシで全塗装
・スカート裏地の再現
・おさげ髪パーツの組立(まだやっていなかったw)
・立ちバランス改善
立ちバランス改善は努力目標かな・・・。
つま先にオモリ入れたり、足首の関節を改造して接地を改善したりといった工作が各所で紹介されていますが、それをやると結構な大改造になる気が(´・ω・`)
とりあえず色々ポージング決めながら様子を見ます。